新型コロナウイルスが市場に与えたインパクトは非常に大きいものでした。
下図はダウ平均の2019年12月から2020年5月のチャートです。
2020年2月から3月にかけての暴落は、あのリーマンショックを超えて過去最大の下落幅を記録しました。
わずか1週間の間に3度もサーキットブレーカーが発動するという未だかつてない事態が発生したのもこの頃です。
それから2ヶ月程度経ち、一旦は脱却しましたが、新型コロナウイルスの第2波次第では、今回と同程度の暴落が起きてもおかしくありません。
日本でも緊急事態宣言が解除された途端、北九州市で第2波と思われる感染拡大が発生しています。
また、東京も15日ぶりに感染者数が20人を超えたとう報道もあります。
第2波がきて、再度市場が暴落するかもしれない。
そんな時に参考になる記事が、バンガードのニュースレターで送付されました。
ポートフォリオを変更して現金化を急がないほうが良い理由
ニュースレターのタイトルは「ポートフォリオを変更して現金化を急がないほうが良い理由」。
この中で、保有している株式や債券を市場の急落時に売却したくなったら、冷静に次の3点を考える事の大切さを伝えています。
- 市場が下落しているときに、ポートフォリオを変更して資産を売却すれば、損失が「確定」します。
- 再び市場に参入するタイミングを決める必要があります。
- 市場の最も良い時期を見逃すことで、投資目標の達成が難しくなる可能性があります。
確かに暴落時に株式を持ち続けているのは精神的に辛いものがありますよね。
含み損がどんどん増えていきますから。でも、あくまでもそれは「含み」損であるという事。
売却をしない限り、損失は確定しません。
数ヶ月、数年経って市場が回復すれば、もしかしたらその含み損は、含み益になるかもしれない。
そんな可能性もあるわけです。
市場暴落時に我々がとるべき行動
先行きの見えない市場暴落時に我々が取るべき行動はたった1つ。
市場に居続けること。
たったこれだけだと思います。
暴落時に狼狽売りしてはいけない。特に米国株投資のように長期投資を考えているのであればなおさらだと思います。
確かにOxfordインカムレターで推奨しているように、売却条件をあらかじめ設定して購入しら銘柄であれば、売却をする事はむしろ良いと思います。
しかしながら、戦略無き売却は行ってはならない。
とにかく市場に居続けて、耐え抜く事。
自戒を込めて、改めて書いておきたいと思います。
p.s.
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銘柄選びの参考になりますよ。
p.p.s
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