【VZ分析】アメリカ最大手の通信会社ベライゾンを分析してみた。

米国株

アメリカ最大の通信会社ベライゾン【ティッカー:VZ】を分析しました。

高配当銘柄として人気の企業で、以前行ったAT&Tとともに購入候補先です。

データソースは、moringstarとYahooファイナンスです。

企業概要

概要 ベライゾン・コミュニケーションズは大手通信サービス業者。子会社ベライゾン・ワイヤレスを通じて全米でワイヤレス音声、データサービスと携帯端末の販売のほか、メール、モバイルブロードバンド、コンテンツ配信サービスを提供。また、固定電話、インターネット接続、ブロードバンドビデオ・データ通信、IPネットワーク、長距離電話サービスを提供。
英文社名 Verizon Communications Inc
本社所在地 1095 Avenue of the Americas New York, NY 10036 USA
電話番号 212 395-1000
設立年月日 1983年10月
代表者名 Mr. Lowell C. McAdam
業種分類 IT・通信 (IT & Communications)
市場名 NYSE(ニューヨーク証券取引所)
従業員数 155,400人
ウェブサイト www.verizon.com

チャート(日足/1年)

1年間の高値約55ドルから約13%下げて、2018年3月29日時点の株価は47.82ドルとなっています。50日移動平均線は大きく割り込んでいますが、200日移動平均線付近を現在は上下しています。

地域別売上

売上は米国100%となっていますね。

セグメント別売上

ワイヤレス関連の売上が全体の60%を占めています。

業績推移

緩やかに右肩上がりの売上です。粗利率も安定的に58%以上をキープしています。

通信業界は売上が安定的に見込めるので安心感があります。

キャッシュフロー

企業価値評価

PERが一時的に140倍と高騰したため、PBRとPCFRがとても低い水準に見えてしまいますが、

2017年12月期で、PBR:9.7、PCFR:1.9となっています。

株主還元①(EPS/DPS/配当性向)

FY12に配当性向が654%と記録しており、グラフに歪みが出ていますが、FY16の66.3%、FY17の配当性向は59.6%となっており、十分に配当を支払う余力はあります。

AT&Tの配当性向は100%に近い水準となっているので、この点が大きく異なります。

株主還元②(1株あたり配当/実績配当利回り)

株主還元③(発行済株式数/増配率)

2~3%で推移していた増配率ですが、FY17に1.7%となりました。

直近の配当利回り等

5年間の平均配当利回り:4.46%

FY18の予想配当利回り:5.03%

直近の状況はこちら

→ https://finance.yahoo.com/quote/VZ/key-statistics?p=VZ

資本収益性(ROA/ROE)

資産・現預金推移

負債・純資産推移

雑感

ベライゾンは、AT&Tと並んで、アメリカの通信業界を握っている1社であり、売上・利益率ともに安定しています。

成熟企業なので、アマゾンのような急激な株価の上昇はないでしょうが、着実配当を支払ってくれ、5%近い利回りも魅力的な企業です。AT&Tかベライゾン、どちらかを購入してインカムゲインを増やしていきたいです。

p.s.

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銘柄選びの参考になりますよ。

p.p.s

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