ジェイエル・コリンズ氏の著書「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」を読みました。
「会社に縛られないお金」をシンプルに作り出す方法が書かれており、必読本です。
きっと私も何度も読み直す本になると思います。
それでは早速主要ポイントです。
主要ポイント
・支出は稼ぎより少なくする。余りは投資する。そして、借金をしない。
・収入をあるだけ使っているのは、お金にまみれた奴隷でしかない。
・お金で買えるものよりも貴重なのは自由であること。
・投資額の4%で1年を暮らせれば、経済的に自立していると言える。別の言い方をすれば、経済的自立は、年間の必要経費の25倍の資産を蓄えるということ。
・必要なのは3つの考え方と3つの商品だけ。
■3つの考え方
①今の自分はどの段階にいるのか。資産を積み上げる時期なのか、資産を維持保全する時期なのか、それともその2つのミックスなのか。
②どこまでのリスクを受け入れられるか。
③投資スパンは長期か、短期か。
■3つの商品
①株式としては、VTSAX(バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックスファンド)に投資をします。
②債券としては、VBTLX(バンガード・トータル・ボンド・マーケット・インデックスファンド)に投資をします。
③そして、現金。
・インデックス投資の基本的な考え方は「個別の銘柄選びに成功する確率はとても小さいので、インデックスを構成するすべての株式を買うことで、よりよい結果が得られる」というもの。
・インデックスを買うことは、市場の「平均」の利回りを受け入れること。
・すべての卵を1つのかごに入れて、そのことを忘れましょう。
・完全に引退する5〜10年前から、債券への配分を少しずつ増やしていくのが、最もスムーズ。
・ポートフォリオを調整するのによい時期というのは、特にありません。(中略)ただし、1年のはじめと終わりは避けることをお勧めします。バランス調整をみんなが考えるタイミングであり、税金の観点から売買する人々も多いからです。
・「4%ルール」(トリニティ・スタディ)
・「株式と債券を半分ずつ保有するポートフォリオで引き出し率4%。ただしインフレ率に応じて調整をする」というモデルで(中略)96%の確率で30年後にポートフォリオが全く減少しませんでした。
所感
「会社に縛られ無いお金」を作るために、バンガードが提供するインデックスファンドにひたすら投資をし続けるというシンプルな方法が一貫して述べられています。
私は現在、楽天証券の積立NISAで、楽天VTIを積み立てています。
本書の教えに従って、これからもコツコツと積み立てていく予定ですが、
積立NISA以外にも、ideco等でさらにVTIへの投資を加速させていきたいと思います。
とにかく投資はシンプルに。自分が理解できないものは買わない。
このスタンスは崩さずにいきたいと思います。
p.s.
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p.p.s
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