【書評】お金の真理/与沢翼氏 を読了!

与沢翼氏の著書「お金の真理」を読みました。

与沢翼氏は有名起業家であり、現在は投資家として活動していらっしゃいます。現在は純資産70億円程度に達しているようです。

一時はネオヒルズ族なんて言われていましたが、会社を破産させてからは海外へ移住したようです。

ネットビジネス界では非常に有名な方で、私も昔から存じ上げておりました。

イケイケの時から破産に至るまで、ジェットコースターのような人生ですが、人よりも多くの挑戦をして、酸いも甘いも全てを体験してきた与沢氏を尊敬しております。

最近では「かみひとえ」というテレビ朝日系のテレビ番組にも度々出演しており、海外での優雅な生活が伺えます。

それでは早速主要ポイントです。

主要ポイント

・欲望には際限がない。欲望は歪んでいき、ブラックホールのように大きく増幅していく。どこまで行っても満足する境地は訪れない。

・不要なものは買わず、お金を旅に出す(使う)時は真剣に悩み考え抜く事。

・どんな窮地に立った時でも「お金の総量はたいして変わらない」。

・社会に何か大きな変化が起きると「お金はこれからどう動くのか」と考える。

・マイナスになっても住宅ローンは即解消。

・原則としてお金を守りたければ行列には並んではいけない。

・最も効果的な節税の方法は「個人会社をつくること」。

・法律とはそもそも不完全であり恣意的。

・人間が成す社会は基本的に不公平。不公平が当たり前で、時には理不尽な事が起きるという事を十分に理解していないと、この社会を生き抜いていく事はできない。

・法律は不完全であり、どういう判断をされるかはその時の担当者次第。税務署を含む行政や権力、法律とはなるべく戦うべきではなく、うまくコミュニケーションを取りながら、お互いが妥協できる中間となる落とし所を探って良好な着地を心がけるべき。

・収入は広く浅く分散されていれこそ長続きする。

・株価には先見性がある。実際の状態を見越して先に動くので、実体がが最高潮に達、いったんの限界を迎えた時には、先行して数十%ぐらいは下落している事がよくある。

・純資産1億円のコップからあふれた水だけをすする。

・人は今がどんな状態であっても、希望を忘れず、課題から逃げず、果敢に挑む限り、幸せを感じ続ける事ができるし、生も実感できる。

・小さな支出、小さな収入を決してバカにしない事。

・世界の不完全さを受け入れ、世界の流れに身を任す。

・世界に反発する必要はない。世界の流れを尊重し、世界の流れに身を任せる。

・お金に旅をさせる。

・富の源泉を探り続ける。

・大切な家族を守り、好きな人と全力の仕事をし、自分がやりたい事だけを選んで生きていく。

所感

「かみひとえ」的に言うと、”よざーさん”最高でした!

2度も会社を潰しておきながら、這い上がっていくその姿勢が何よりも凄い。

良い話だけではなく、失敗した事、過去を振り返っての反省等も踏まえて赤裸々に書かれています。

シンプルに、今の与沢翼氏は最強だなとすら感じました。

今後も投資家としての与沢氏をフォローしていきたいと思います。

p.s.

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銘柄選びの参考になりますよ。

p.p.s

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